「理想の人生を手に入れたい」「夢を叶えたい」と思っているにもかかわらず
なぜかスマホをいじってしまっている自分がいる。
そんな経験はありませんか?
私は何度もあります。
そのたびスマホをぶん投げたくなります(投げれない泣)。
それでも1日のスマホ時間は2時間程度、長くてもせいぜい3時間程度だろうと思いスクリーンタイムを確認してみると、なんと1日に5〜6時間も使用していたのです。
この事実を知った瞬間、私の中にスラムダンクの三井寿が乗り移り…。
なぜオレはあんなムダなスマホ時間を……
いつのまにかそんなセリフを漏らしていました。
このままでは、起きている時間の半分近くがスマホ時間になってしまう……。
私にはまだまだ叶えたい夢がたくさんあります。
SNSをぼーっと見るために生まれてきたわけではありません。
それから私は、脱スマホするために様々な方法を試し、スマホ時間を1/3程度に抑えることに成功。
スマホの最低限必要な機能の使用に抑え、文明の利器をうまく利用できています。
この記事では、スマホ依存を抜け出すために最も有効だった方法を5つ紹介します。
どれか一つだけで完璧に脱スマホできるというわけではありません。
スマホの誘惑はそれほどに強力なのです。
なので、ぜひこれから紹介する方法を組み合わせて、自分にあった方法を見つけてほしいと思います。
脱スマホ方法① 長時間スマホのリスクを理解する
普段なにげなく使用しているスマホですが、リスクを知らないまま使用している人がほとんどでしょう。
それも、とてつもなく大きなリスクを孕んでいることを。
現代人の脳は常に疲労している
脳は多くの情報を処理していますが、その労力の8割を視覚からの情報を処理するために使用しています。
つまり、休憩中にスマホを使用してしまうと、脳は休むヒマがないのです。
働き方改革によってブラック残業が少しずつ減っていっています。
それは労働者が雇用者に立ち向かい勝ち取った、素晴らしい成果です。
しかし、会社に対してはブラック労働反対と叫んでいるにもかかわらず、あなたは自分自身の脳に対してブラック労働を強いている。
これは大きな矛盾です。言っていることとやっていることが違います。
あなたの脳のためにも、いますぐスマホ時間を減らさなければなりません。
このままスマホ使用によって脳を酷使しつづければ、集中力、判断力、意欲の低下など様々な弊害がもたらされるでしょう。
ネガティブなニュースはあなたの思考までもネガティブに
SNSに流れてくるニュースはネガティブなものが多いですよね。
スペイン・ハエン大学の研究によると、Twitterではポジティブなコンテンツよりネガティブなコンテンツのほうが拡散されやすいということがわかっています。つまりバズりやすいということです。
炎上とか戦争とか犯罪とか。正直もうウンザリです。
そして、ネガティブなニュースはあなたの思考にも簡単に影響を及ぼします。
ほかの人の笑顔を見ていると自分も思わず笑顔になってしまうことがあると思いますが、ネガティブな感情も伝播してしまうのです。しかもより強く。
今の世界、特に日本は、このネガティブのスパイラルから抜け出せずにいるように感じます。
それは、まちがいなくスマホやSNSの影響を含んでいるでしょう。
スマホの影響は起きているときだけではない
寝る前にスマホを触っている人はどれくらいいるでしょうか。
スマホからはブルーライトと呼ばれる光が出ています。
その光を目から浴びると、脳が昼だと勘違いして興奮状態になってしまいます。
それによって眠れなかったり、睡眠の質が悪くなってしまいます。
ブルーライトの有無が入眠にどのような影響を与えるか調べた研究によると、ブルーライトカットメガネを使用した被験者グループのほうが、使わなかったグループよりもスムーズに睡眠に入ることができました。
ブルーライトをカットすることによって、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が活発になっていたのです。
疲れがとれないまま朝を迎えては、平日の仕事も捗りませんし、休日も1日中寝たまま終えてしまいます。
そしてまた、寝るまでスマホとともに1日を終えるという繰り返し。
悪夢のスパイラル
スマホ時間によって失われる最も大切なもの
スマホを使用していると失われるもの、それは人生で最も大切なもの。
そう、時間です。時間とはすなわち命。
スマホとは、命を削ってまで使いたいものですか?
この質問に、ほぼ100%の人が「No」と答えるでしょう。
まだ見ぬ地を旅する、愛する人と時間を過ごす、親友とバカ話に花を咲かせる。
人によってやりたいことは様々でしょうが、スマホを触るよりやりたいこと、やるべきことがたくさんあるはず。
目先の快楽に囚われてはいけません。
スマホ脱却のためにまずは知識をつけよう
2021年で最も売れた本、「スマホ脳」という本を読んでみてください。
この記事を読むより詳しいリスクが数百ページに渡って書いてあります。
自分の身に起こる危険を嫌でも感じることができるでしょう。
脱スマホ方法② 全ての通知をオフにする
ここからはスマホ脱却に向けて直接的アプローチを開設していきます。
まずは全ての通知をオフにしてください。
単純に、通知に反応してスマホを手に取ることがなくなるので、スマホ時間が減ります。
自分からスマホを手にとってしまうことは防げないので劇的にスマホ時間が減るわけではないですが、試してみる価値は十分にあります。
脱スマホ方法③ 使いたくないけどついつい使っちゃうアプリを消す
スマホを手にとってしまうのは、時間を潰せるアプリが存在するから。
だったらそれがスマホになければいいのです。
このアプリは特にやめたい!というアプリからどんどん消していきましょう。
SNS類、YouTubeは特に消すべきです。
はい、いま消して!いま!
「でも、消したら色々不便もあるし…」とか考える前にいま消してください!
消してしまえば案外困らないものです。
そのアプリがない状態に慣れれば、スマホを開いても面白くないので、次第に手に取る回数が減っていき、結果的にスマホ時間が減ります。
脱スマホ方法④ 脱スマホアプリを使う
アプリを消したところで、次は新しいアプリを入れましょう。
それは「脱スマホアプリ」です。
私が使用してきた、おすすめ脱スマホアプリを紹介します。
スマホをやめれば魚が育つ
「スマホをやめれば魚が育つ」とは、名前の通りのアプリです。
スマホを使用していない間だけ、魚が育ってくれます。逆に使用してしまうと、魚は育ちません。
育成ゲームとタイマー機能を組み合わせた画期的なスマホアプリです。
指定した時間が長ければ長いほど(スマホを使用しない時間が長いほど)、魚がよく育ちます。
また、魚は現在30種類存在しており、ランクの高い魚ほど育成に時間がかかりますが、それが逆に燃えます。
ジンベイザメとシロナガスクジラは、育成完了するのに300時間かかります。
300時間もスマホを我慢し、副業や自己研鑽に時間を充てることができれば、一定の成果出ること間違いなしです。
魚も可愛いし使い勝手もよいので、とてもお気に入りのアプリでした。
しかし、私は機種変更した際に、前のデータを引き継げなくて萎えてやめちゃいました。
そこからスマホ時間が増えてしまった…
iPhone許すまじ(他責思考)
もう一回はじめようかな〜。
脱スマホ方法⑤ スマホを閉じ込めて物理的に使えなくする【最強】
スマホを使えなくする究極一歩手前の方法を紹介します。
究極の方法はスマホをもたないこと!
だけど、今の時代スマホがないと不便すぎる。
こちらは「タイムロッキングコンテナ」というものです。
任意の時間を設定しフタを閉めると、その時間が経過するまで絶対にフタを開けられないという代物。
最大10日間もの時間、なにかを閉じ込めておくことができるんです。
一旦スマホを閉じ込めてしまうと緊急時の連絡を受け取れないというリスクもありますが、入れてしまえば確実に時間(=命)を生み出すことができます。
一旦ぶち込んでしまえばこちらの勝ち。たったそれだけで絶大な強制力を発揮します。
もし自分で入れる勇気がないなら、誰かに「この時間になったらスマホをおれ/わたしから取り上げてこのコンテナにぶち込んで」と頼みましょう。
おすすめの使い方は、毎日決めた時間にスマホを入れてしまうこと。
スマホぶち込みを一種の儀式にすることで、集中モードに入ることができるでしょう。
プロ野球選手がバッターボックスに入る前のルーティン的な
なんかかっこいいでしょ
私的に効果がなかった脱スマホテクニック
グレースケールにする
スマホ画面をモノクロ仕様にする機能です。
これもやったことあるのですが、必要な機能まで使いづらくなってしまうんですよね。
例えば天気予報。
毎朝お天気アプリで天気を確認してから出かけるのですが、グレースケールだと全部くもりに見えます。
なんだか気分までグレーに…。
人間は天気を色で判断していることがよくわかりました。
もちろん天気だけでなく、色によって判断しているものは様々。
写真フォルダやInstagramで写真を見返そうとしたときも、色がないので思い出が色あせて見えます。
ちなみに写真を撮るときはグレースケールの設定でも色付きで見れるので大丈夫です。
寝室にスマホを置かない
これは何度か挑戦したのですが失敗に終わってしまいました。
失敗の原因は、スマホを目覚まし代わりに使っていることです。
目覚まし時計を購入したこともあるのですが、スマホの音に慣れてしまっているせいで起きれるか不安になってしまうんですよね。
あとは部屋の狭さ。そもそもワンルームのような狭い部屋だったので別室に置けないという。
今後は、おきにいりの目覚まし時計探しと、寝るときはできるだけ遠くにスマホを置くということに挑戦したいです。
スクリーンタイムを設定する
スマホのスクリーンタイムという機能を利用すれば、アプリごとに使用時間を制限することができます。
たとえば、Twitterは1日30分まで、Instagramは1日15分まで、というような感じです。
一見めちゃくちゃ素晴らしい機能のように思えますが、これ簡単に解除できてしまいます。
指定の時間が経過すると使用が中止されるのですが、その際にたった1度パスコードを入力すれば、その日は1日中そのアプリを使用できるようになってしまうのです。
制限ゼロのままよりはマシかもしれませんが、私は結局パスコードを入力してアプリを使用し続けてしまっていました。
自分の意志力のなさに自己嫌悪を起こします。
まとめ:3時間×365日=1000時間超の積み上げに
仮に1日6時間も使用しており、その時間を半分に減らすことができれば、年間1000時間以上もの時間になります。
仮にその時間を副業に充てれば、月5万円を稼ぐことは可能でしょう。要領がよければ2桁、3桁万円も夢ではありません。
10000時間の法則というものを聞いたことがあるでしょうか?
この法則は「誰でも10000時間を費やせばその分野で世界トップレベルになれる」というものです。
1日3時間を10年間も続ければ10000時間に達しますが、仮に今あなたが20歳であれば30歳で到達します。
実際のところ「10000時間も必要ない」という意見もありますし、世界トップレベルにならなくても生活に必要なお金程度ならもっと少ない時間で済むでしょう。
例えば副業であれば、20代中盤には個人で稼ぎ生きていく力を身に着け、人、場所、時間にしばられず、旅をしながら稼いだり、好きな仲間とだけ仕事をすることができます。
もう30歳を超えてしまい、5年や10年も時間をかけていられないという人もいるでしょう。
ここで一番大事なことをひとつ。
最速で稼ぎたい、最速で夢を叶えたいのであれば、「今すぐに行動すること」。
この記事を読み終えた瞬間、あなたがスマホをぶん投げ、一歩でも夢への歩みを踏み出すことを祈っています。
この記事を読んでくれたあなたにやってほしいこと
①書籍「スマホ脳」を購入し読む
②スマホの通知を全てオフにする
③いい加減やめたいと思っているアプリを思い切って消してみる(意外と困らないものです)
④アプリ「スマホをやめれば魚が育つ」をインストールし使ってみる
⑤タイムロッキングコンテナを購入する