「勉強がんばったらお金持ちになれるって聞いたけどなんかちょっと違う」
「仕事でお金はもらえてるけど、楽しくない。むしろ辛い。」
「ところで世の中の週休2日制ってバランスおかしくね?なんで週の半分以上も働かなきゃいけないのさ。」
「しかもいくら働いても給料ってちっとも上がらないじゃん。」
「仮に1日8時間働かなくちゃいけないなら、好きなことやりたいに決まってるやん。」
このように、社会への疑問や不満はあげればキリがありません。
そしてもちろん、嘆いてるだけでは誰も助けてくれないし、現実は変わってくれません。
そんなことを考えているうちに
「このままじゃ死ぬときに後悔する。」
「リスクを取ってでも理想の人生を手に入れなきゃ。」
「冴えない現実を、自分の手で夢みたいに塗り替えるんだ…!」
私の思う理想の人生
裕福とは縁のない母子家庭という環境で育った私は、
「勉強をがんばれば、いい企業に入れて、たくさん給料をもらいながらラクに暮らせるよ」
という誰かの言葉を信じて、中学生から勉強をがんばってきました。
「このまま勉強をがんばり続けて、いい大学を卒業すれば、いい企業に入れる。
私はそこでようやく幸せになれるんだ…!」
しかし、いわゆる高学歴に分類される大学に入学し、「就職」という文字がちらつくにつれ、ひとつの疑問が現れてきました。
「いい企業に就職していい給料をもらうのが幸せか?」
→「幸せって人それぞれじゃね?」
なぜもっと早くこのことに気づけなかったんだ…。
「良い企業に就職していい給料をもらう」というのが、私の幸せではなく、世間一般が言う幸せにすぎないということに気づけなかった。
私にとっての幸せをまったく無視して過ごしてきてしまったのです。
そこから大学院に進学し、とりあえず興味のある研究をつづけながら、研究室の外でも様々なことにチャレンジしてみました。
次第に、やってると楽しいもの、つまらないもの、苦しいもの、そして私の好きなもの、理想の生き方というのが徐々に浮き彫りになってきました。
私の求める生き方とはずばり、時間・場所・人に縛られないライフスタイル。
「甘い夢だ」と人は言うでしょうね。
しかし、自分の人生、欲張って何が悪い。
理想のライフスタイルを手に入れるべく、26歳になる年の10月に、思い切って大学院博士課程を休学。
その直後にこのブログを始めました。
わたしについて
簡単な自己紹介
自己紹介が遅れました、このブログを運営している「たびと」と申します。
1996年生まれの26歳男です(2023年11月現在)。
出身は北海道札幌市。18歳まで札幌で育ちました。
高校卒業後は現役で大阪大学へ進学。
大学4年間と大学院修士課程2年間を終え、博士課程1年半通ったところで1年間の休学。
そして2023年9月末、休学期間を終えてそのまま退学しました。
ちなみに大学時代の専攻は化学。
大学4回生で研究室に配属されてからは遺伝子治療に関する研究をしていました。
「お金があれば幸せ」と勘違いしてしまった原因
小学6年生の終わり頃、父親の借金が原因で両親が離婚。
父は今思えばギャンブル中毒で、暇さえあればパチスロ。
一方で母は、自分の借金でないにもかかわらず、私と妹のために一生懸命働き、なんとか借金を返そうとしていました。
それでも父はギャンブルをやめず、借金は減らない。
そしてある事件(言えない…)をきっかけに離婚することになりました。
離婚した当時は別に父を好きじゃなかったし、借金返済のために一生懸命働いてた母も少しはラクになれるし、かっこいい苗字に変わるし、全然賛成でした。
母子家庭にはなるけど、きっと父がいたほうが貧乏な生活になっていたでしょう。
それでも母子家庭になってからはお金がないことに悩み始め、まわりの家庭と比較しては強い劣等感を抱くように。
どうやったら将来お金持ちになれるのか。
自分のこどもができたときに、私と同じ思いをさせずに済むのか。
なにをやるにも「お金」という問題がつきまといました。
その状況が、「お金さえあれば幸せになれる」という勘違いを生み出してしまったのです。
子供なりに考えた「お金持ちになるには?」
まだインターネットもほとんど使用したことがなかった私が、唯一知っていたお金持ちになる方法。
それは「勉強」でした。
どうやら高学歴の人はそうでない人より年収が高いらしい。
今勉強を頑張っておけば、あとでラクできるらしい。
そこから、地元の進学校を目指し本格的に勉強するようになりました。
幸い、学校の勉強は得意だったため難なく合格。
そして大学受験は、1日12時間の猛勉強の末、大阪大学に現役合格。
見事、高学歴という金持ち切符を手に入れたのです。
気づくのが遅かった「幸せ≠お金持ち」
大学は化学を専攻。理由は、高校化学の勉強が好きだったから(&化学の先生が好きだったから)です。
しかし大学に入ってみると、想像してた勉強とは全然違いました。
大学の化学、全然おもしろくない件について。
先生の好き嫌いで選んだんだから当然っちゃ当然。
授業出席のモチベーションは全く湧かない。出席したところで内容が右から左へ通り抜けていく。
しかし、「大学の授業は辛いけど、この4年間を耐えればようやくお金を手に入れることができる…!」
実家にはお金がなかったため、仕送りはなく、奨学金を借りながらアルバイトをしていました。
今おもえば、このアルバイト経験が私に幸せについて考える機会を与えてくれたと思います。
この経験を通して、主に3つの不満を感じました。
- まずシフトがあり、プライベートの予定はそのあと埋める
- 雇われの身である限り、一緒に働く人は選べない
- 職場がある限り、そのまわりでしか生活ができない
そしてそれは、「バイトに限らず、就職しても同じことが言えるな」と。
むしろ就職したらもっとプライベートが侵食されてしまう…!
私は働くために生きているわけではない。仕事はなにかの手段であり目的ではない。
毎日のように嫌いな人と顔を合わせるのはいやだ。結局、人間関係が大事です。
そして、私はもっといろんな場所にいきたい。日本だけじゃなく、海外もたくさんいきたい。
私の幸せは就職にはない。
そんな考えにたどり着きました。
幸せを追求し始めた22歳
大学3,4年の時期、理系ということで同期はほとんど大学院に進学。
それに合わせて就職はとりあえず後回しにし、無難に就職という道を残しつつも「自分の幸せとはなにか?」を深堀りすることに。
とはいえ考えているだけじゃわからないので様々なことに挑戦。
- YouTube(登録者1万人達成。トータル50万円稼ぐ)
- 教育が十分に届かない高校生たちをターゲットにした教育ボランティア
- オンライン英会話連続500日受講→TOEIC900点取得
- 動画編集スキルを生かして月数万円稼ぐ
- 大学院を休学中に四国八十八ヶ所遍路1200kmを歩いて回る
細かいものをあげればまだまだありますが、自分の興味の赴くままに行動し、自分の心の動きを観察していくうちに、自分の理想の人生というものが少しずつ像を結んできました。
それが冒頭にも紹介した
時間・場所・人に縛られないライフスタイル。
「休みたい時に休み、働きたい時に働きたいだけ働く」
「日本だけじゃなく世界を飛び回り、地球を遊び尽くす」
「嫌な上司を顔をあわせることなく、好きな人たちに囲まれて生きていく」
そんな理想の人生を、自分が好きだと気づいた「文章を書く」という行為で叶えよう。
幸せを追求し始めて4年、26歳にしてようやく進むべき道が明確になったのです。
ブログのコンセプト
ブログのタイトル「ゆめたびびと」は、
なににも縛られず、夢から夢へと自由に旅する
そんな意味が込められています。
人は子どもの頃からなにかの職業になろうとします。
お医者さんになりたい!
プロ野球選手になりたい!
学校の先生になりたい!
わたし自身も例外ではありませんでした。
しかし、それは自分を制限し、限界を決めているとも思えるのです。
さらにお金・人間関係・世間体なども作用し、より私たちをがんじがらめにします。
イチロー選手や大谷翔平選手のように一つのことをコツコツ続けることが美徳とされる世の中。
定職につかずにフラフラしてたら、学生の頃はいいでしょうけど、卒業後は周りの目が少しずつ冷ややかになっていくでしょう。
でも私にはそれがどうしてもできません。
私は、親や先生、そして世間が言う当たり前の生き方ができないのです。
とても悩みました。
「なんで普通の生き方ができないんだ」
「自我がなければこんなに悩みはしないのに」
ずっと悩み続けているうちに、自分のこの性質は変えられないという諦めの気持ちが。
「欲張りな自分を肯定し、夢を何十個何百個叶えたっていいじゃないか。
夢から夢へと旅するように生きよう。」
その決意からこのブログが生まれました。
せっかく勉強頑張って、面接乗り越えて入った会社だからと言って、つまらないのに、辛いのに、一つの会社に居続ける必要はありますか?
誰もそんなこと言っていません。
どうせ死ぬなら、やりたいことやり尽くしたくないですか?
これに薄々気づいている方は多いかもしれません。
しかし、なかなか行動に移せずにいる。そんな自分に嫌気が差している。
そんな方の人生を変えるきっかけを作りたい。
このブログで、わたしの文章で、その背中を押します。
記事の最後に「アクションプラン」
各記事の最後に、「この記事を読んでくれたあなたにやってほしいこと」
すなわち夢を叶えるための第一歩となるアクションプランを記載しています。
雪玉は一粒の雪の結晶が連なり、やがてその体を大きくしながら止まることを知らず転がっていく
雨は塵に凝集し、やがて雨粒となり地面に落ちていく
そんな塵のような、核のような一歩をアクションプランとして提示しています。
それを実行しさえすれば、あなたの夢は自ずと、加速度的に叶っていくでしょう。
まとめ:私が切り込み隊長やります
私が先陣を切って行動し、夢を叶える過程をこのブログに残し、それを読んだ誰かに勇気を与えたいと思っています。
まだまだ未熟なぼくですが、このブログが1年、5年、10年と続き、もっと大きな自分になっていること。
また、多くの人の人生を夢だらけで希望溢れるものにできていることを願って、この記事を締めくくりたいと思います。
それでは、また別の記事で会えることを願っています。
たびと 職業:夢旅人